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認知症病棟について

播磨サナトリウムには認知症の専門病棟があります。

当院には5つの病棟がありますが、そのうち1つは認知症専門の病棟です。
この病棟では認知症に特化した治療を提供しています。

よくある質問にお答えします。

認知症って精神科ですか?

精神科以外でも認知症の診断はできますが、認知症で入院が必要な方は、いわゆる「徘徊」「睡眠障害」「妄想」「暴言・暴力」などの「周辺症状(BPSD)」いわれる症状がある方です。精神科病院では、その「周辺症状」に目を向け、専門的な治療を行ないます。


介護施設との違い、病院に入院するメリットって何ですか?

◆精神科の医師、看護師が24時間見守り、治療、療養が行なえます。認知症患者様の援助の経験や疾患の知識を得た看護師が中心となって日々の援助を行なっています。
◆認知症の方へ特化した機能訓練を作業療法士が中心となり行なっています。
◆精神科だけでなく、内科、整形外科等の医師も非常勤で勤務しており、身体的な治療の提供も行なっています。

薬でずっと寝かされてしまうのではないかと心配です・・・。

高齢の方にとって活動と休息のバランスを保つことは、健やかに過ごすために重要です。その重要性をふまえて援助を行なっています。
24時間患者様の観察を行なっているため、薬によって日中起きていられないような場合があれば、看護師が迅速に医師に報告し、お薬の内容や量を調整します。

面会や外泊・外出はできますか?

面会
基本的に対面での面会をして頂いてます。

外出・外泊
基本的に自由に外出・外泊して頂けます。
※病状によっては医師と相談して頂く場合もあります。

遠方のため頻繁に病院へ行くことができません。
お電話で患者様の最近のご様子をお伝えしております。
気になることがあれば、お気軽にお電話ください。

入院中の衣服
衣類レンタルをご利用頂けます。
※なかなか来院できず、ご不安な場合もお気軽にご相談ください。

治療法は、薬物療法しかないのですか?

薬物療法の他にも精神療法、作業療法、生活機能訓練といった療法を組み合わせて行なっています。
認知症の周辺症状は、主に不快な刺激が原因といわれています。
治療といっても、ただ薬を飲むだけではありません。
生活環境や周囲の方とのコミュニケーションなど日中の過ごし方も重要です。
だからこそ、医師の対面診察や、作業療法士と行なう作業療法、生活機能訓練によって少しずつ患者さんがその人らしい生活をおくれるようサポートしています。

どんな状態になったら退院できますか?退院先は?

周辺症状が落ち着き安定された患者様は、ご家族と相談を重ね退院先を検討していきます。

ご自宅へ退院される方
入院中に、精神保健福祉士がご本人、ご家族と一緒に必要な在宅サービスの検討・準備を行なってから退院できます。ちょっと難しいと感じてしまうような福祉サービスも、専門の精神保健福祉士が豊富な知識で全力サポートいたします。

施設へ退院される方
入院中に、精神保健福祉士がご本人・ご家族と一緒に、患者様にあった施設選択のサポートをします。施設の料金帯やご自宅の家の近くなど施設選びの希望などありましたら、おっしゃってください。

退院後のサポートはありますか?

当院での外来診察をご希望の方
入院に引き続き、おなじ主治医の診察日に継続して診察を受けていただきます。

当院への通院が難しい方
ご自宅に近いクリニック等、ご紹介をさせていただきます。

※退院後の病状の変化が不安な方は当院の訪問看護もあわせてご利用いただけます。退院すると毎日のお薬をついつい飲まなくなってしまったり、睡眠時間が不規則になったりと症状が悪くなってしまう可能性も少なくありません。月に何度か訪問看護が介入することで、再発防止のお手伝いができますので、ぜひご利用ください。万が一病状が悪化した場合は、いつでもご相談をお受けします。

 お問い合わせフォームはこちら
TEL. 079-492-0278
お電話でのお問い合わせもお待ちしています
医療法人社団友愛会
播磨サナトリウム
〒675-1121
兵庫県加古郡稲美町北山1264番地
TEL:079-492-0278
FAX:079-492-2464

精神科、歯科
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